ロベリア
ロベリアは草丈20センチ前後の半耐寒性の一年草で、花の上唇は2裂、下唇は3裂し、その姿は蝶のようで可憐です。花径1~2センチの花が株全体を覆うようにして咲くので、遠くから見ると色の塊のように見えて凄く美しい草花です。
ロベリアの花色は様々で、水色や濃い青、紫、白、ピンクがあります。
和名は瑠璃蝶々(ルリチョウチョウ)
花形が蝶々に似ていることから、そう名前がついたそうです。
梅雨頃に開花が一段落したら1/3程度まで切り戻し、風通しをよくし、涼しい場所で管理して無事に夏を越すことができたら、秋に再び花をつけて楽しむこともできます。
ロベリアは春遅くに出回るものより3月頃に出回るものを選び、早く植え付ける方が根張りもよく花つきが良くなります。
気をつける点は、お水は土の表面が乾いてからたっぷりと与えるようにし、水切れに弱い傾向があるので乾かしすぎないようにしてあげましょう。
【ロベリアの花言葉】
いつも愛らしい・謙遜・乙女の魅力
植え付けの際に、ゆっくりと効く緩効性化成肥料を土に混ぜましょう。
ロベリアはたくさんの花が開花するので、3~6月頃には薄めの液体肥料を週に1回ほど与えましょう。
夏越しをさせる場合は、真夏は暑さで弱っているので肥料の必要はありません。
※与えすぎは根が細いので肥料焼けすることがあるので注意が必要。
【ハダニ】
梅雨明け後、葉裏にハダニがつくことがあります。
〜予防〜
夏に乾燥した日が続くようなときは葉裏にも水をかけて予防してください。
【アブラムシ】
茎葉や新芽、つぼみにつきやすいので注意。
〜予防〜
オルトランの粒剤を株元に施して予防するか発見次第早めに薬剤で防除します。
水はけと通気性が重要です。
適度な保水性のある土で、例えば赤玉土小粒5、腐葉土4、川砂1の割合で配合した用土などが良いです。
ただ、水はけがよければ、市販の土で十分育ちます。
宿根草タイプは春または秋に株分けやさし芽でふやしてください。
植え替えの時に、地下の株を手で割れる程度の大きさに分割します。
花後にタネが簡単にとれるので、10月上旬にタネをまいて増やしましょう。
※タネは微細なので、まいたタネに覆土はしないでください。
水はジョウロで上からかけるのは×
底面給水にしましょう
2週間ほどで発芽がそろいます。本葉が3枚くらいになったらポット上げをして、春に植えつけてください。