カラー
一度は見たことある花ですが、名前が意外と知られていないお花だったりします。
難易度 |
形態 |
★☆☆☆☆ | 多年草 |
原産国 |
花期 |
南アフリカ | 6月~7月 |
草丈 |
耐寒性 |
15~100cm | 普通 |
管理 |
日当たり |
[夏]半日陰 [冬]日向 |
日当たりと水はけの良いところ |
水やり |
耐暑性 |
土が乾いたらたっぷり | 強い |
植替え |
|
4月頃 |
特徴
カラーの原産地はアフリカで、湿地型は江戸時代にオランダから渡来しました。
白いモダンな花で、切り花として人気があります。
球根は作らず、生育過程で葉腋に花芽を作るのが特徴です。
畑地型は大正時代に渡来しました。
最近では、畑地型は欧米やニュージーランドで改良が進んでおり、たくさんの品種が発表されています。
橙色系、赤色系、紫青色や黒色などの新しい色も作られています。バライティ豊かになりました。
それに加えて、花弁が厚く硬くなり褪色も遅いので、従来の花の倍くらいに長い期間花を観賞できます。
とは言っても、基本的な性質はあまり変わりませんので
日本で栽培する場合は、夏の高温多湿な気候では注意が必要です。
カラーは、日当たりと水はけがよいところで育てましょう。
春の生育期はやや多湿でもよいのですが、真夏はできるだけ乾燥する場所で管理してください。
と言うのも、高温多湿の環境にいると病気になりやすくなってしまったり、球根が腐ってしまう可能性ありますので
できるだけ水はけの良い風通しの良いところで育ててあげましょう。
カラーの花言葉
乙女のしとやかさ・清浄
肥料
【鉢植え】
5月から6月の成長期に週に1回程度液体肥料をあげましょう・
もしくは月に1度、固形の肥料でも大丈夫です。
真夏の高温期には肥料分が残らないようにしておきましょう。
【地植え】
肥料は基本的に必要ありません。
病害虫
【モザイク病】
葉に淡緑色のモザイクを生じり病気。
〜予防〜
発病した株はすぐに抜き取って処分し、周辺への伝染を防ぎましょう。
【軟腐病】
球根が溶けるように腐り、土壌伝染する病気。
〜予防〜
水はけをよくし、地湿が上がらないように管理しましょう。
【アザミウマ】
葉や花に寄生する虫で、特に夏の高温乾燥期に多発します。
〜予防〜
咲き終わった花がらが発生源になるので、こまめに摘み取って処分しましょう。
用土
【畑地性】
赤玉土(小~中粒)5:腐葉土3:川砂2の割合で混ぜた土が良いです。
もしくは、草花用培養土など水はけのよい土に植えましょう。
【湿地性】
赤玉土(小~中粒)6:腐葉土4の割合で混ぜた土が良いです。
その際、鹿沼土だけを使いましょう。
ふやし方
カラーの増やし方は
・分球
があります。
【分球】
・葉と球根を半分に切り分けます。
・3〜4月頃が適期です。