コキア
和名は箒木(ホウキギ)江戸時代にはホウキとして使われていました
難易度 |
形態 |
★★☆☆☆ | 一年草 |
原産国 |
花期 |
西アジア、中央アジア | 9月頃 |
草丈 |
耐寒性 |
50~100cm | 弱い |
管理 |
日当たり |
[夏]半日陰 [冬]半日陰 | 日当たりと水はけの良いところ |
水やり |
耐暑性 |
土が乾いたらたっぷり | 強い |
植替え |
|
必要なし |
特徴
コキアは、ユーラシア大陸に広く分布する植物です。
日本へはアジアから渡来し、1000年以上ほど前から栽培されていたんではないか?
という記録が残っています。
江戸時代には広く栽培され、枯れ枝はホウキの材料に、若い枝や果実は食用として使用されてきたそうで、和名の「箒木(ホウキギ)」とは、ホウキとして利用していたことに由来していると言われています。
ふんわりとした姿がかわいらしく、非常によく増える植物です。
コキアの花は8月頃に小さな花が咲きますが、あまり目立ちません。
コキアは1株でもかわいらしく美しいのですが、広い敷地に群生させたコキアはとっても素敵です。
コキアは、夏は日差しの強い場所で育てていると水やりを行った際に蒸発して水切れが起こしやすくなりますので、気をつけましょう。寒さにも弱く当たると枯れてしまいます。
また、多湿を嫌いますので庭植えではほとんど水やりの必要はありません。
鉢植えは、多湿にならないように気をつけながら、用土が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
コキアの花言葉
恵まれた生活・夫婦円満
肥料
【地植え】
6月から7月に数回肥料を施しましょう。
【鉢植え】
6月から8月に月1回置き肥をしましょう。
もしくは、月3回くらい液体肥料を施しましょう。
病害虫
【灰色かび病】
コキアの場合あまり心配ありませんが、まれに日当たりが悪いと弱くなってしまい、灰色かび病がつくことがあります。
〜予防〜
風通しがよく、日当たりの良い場所で管理しましょう。
害虫に関しては、特に心配ありません。
用土
弱酸性~中性の水はけのよいものが良いです。
・赤玉土7、腐葉土3の配合土
もしくは、市販の草花向け培養土でも大丈夫です。
ふやし方
コキアの増やし方は2つあります。
・種まき
・さし芽
【種まき】
・紅葉を過ぎて枯れ始め、葉が茶色くなったら種を採取しましょう。
・種まきは4月中旬~5月中旬が最適です。
直まきをするか、ポットにまいて苗をつくりましょう。
発芽適温20℃以上なので、花壇に直まきする場合は5月ごろが適期です。
【さし芽】
・株の一部を切り取りましょう。
・土や水に挿して発根させましょう。
いちばん簡単な方法で、たくさん苗を増やしたい場合に向いています。