ケイトウ

ドライフラワーにしても色があせないことから「色あせぬ恋」という花言葉も付けられています!ロマンチックですね!

難易度
形態
★☆☆☆☆ 一年草
原産国
花期
インド、熱帯アジア 7月~11月
草丈
耐寒性
0.1~2m 弱い
管理
日当たり
  [夏]日なた [冬]日なた 日当たりと水はけのよいところ
水やり
耐暑性
乾燥させないようにこまめに 強い
植替え
 
必要なし  

 

特徴

ケイトウは、とっても夏に強く、暑く日でも元気に咲く花です。
ケイトウは咲けば花持ちがとても良いので、お手入れが簡単です。
なので、ガーデニング初心者にもとてもおすすめの植物です。
ケイトウは熱帯原産の1年草で、夏から秋の強い日射しのもとで色鮮やかな花をつける多様な品種があります。
ニワトリのトサカに似た赤い花をつけるところからケイトウ(鶏頭)と呼ばれるようになったそうです。

原産地では多年草なのですが、ここ日本の気候では花後に枯れてしまうので「一年草」として扱われています。

日当たりと水はけの良いところでは、あまり土を選ばないお花なのですが
土が肥えすぎていると葉が大きくそ立ちすぎてしまうので、少しやせた土地で育てた方が綺麗に育つ傾向にあります。
なので庭植えなどでは、特に肥料の心配はありません。
鉢植えで育てる場合では、成長期には蕾が出るまで適度に適切な肥料を与えてあげましょう。
室内なら窓際のスペースなどを確保しましょう。

ケイトウは移植を嫌うので、苗が手に入ったらすぐに植え付けることで株へのダメージを最小限に留めることができます。
根鉢を崩さずに植え付けるのがコツです。

生育には十分な水分が必要ですので、根がしっかり張るまでは水やりはこまめにし、乾かさないようにしましょう。
種をまいてからの苗が小さい間は、特に乾燥に注意しましょう。  

 

ケイトウの花言葉

おしゃれ・個性・気取り屋・色あせぬ恋  

 

肥料

【鉢植え】
本葉3~4枚のころから蕾が出るまで、月に3回くらい液体肥料を施しましょう。

【庭植え】
庭植えの場合は、特に必要ありません。  

 

病害虫

【立枯病】
葉柄の基部の茎に発病が多いです
内部が灰色でへこんだ病斑を生じて折れたり、上部が立ち枯れます
〜予防〜
有機質分の少ない清潔な用土を使いましょう

【灰色かび病】
花に灰色のかびが密生する
〜予防〜
枯れた花や葉を放置しておくと、そこから感染が拡大します
花がらや落葉はこまめに除去しましょう
多湿に気をつけましょう

【アブラムシ】
葉っぱの汁を吸って枯らせる害虫
〜予防〜
水のあげすぎに注意して、風通しのよい場所で管理しましょう

【ヨトウムシ】
ヨトウムシとは、ヨトウガの幼虫 夜の間に植物を食べてしまうムシです
〜予防〜
卵を見つけたら葉ごと切り取って、孵化する前に除去しましょう  

 

用土

赤玉土7、腐葉土3の配合土 少量の苦土石灰を混ぜておくとよいいです。
市販の園芸用培養土で問題なく育ちます。  

 

ふやし方

ケイトウの増やし方は種まきがあります

ケイトウは、道路のコンクリートの割れ目からも発芽するほどなので こぼれ種で発芽することもあります。

【種まき】
・花が枯れても茶色く乾燥するまでそのままにしておきます
・枯れた花穂を切り取り、花をトントンと叩くき、黒い種を回収
・風通しがよい場所で陰干し
・翌年の4月以降にまきましょう