バーベナ

ミステリアスな妖艶な存在!?それが、バーベナ

難易度
形態
★☆☆☆☆ 一年草,多年草
原産国
花期
主に北・南アメリカの熱帯から亜熱帯 5月~11月
草丈
耐寒性
15cm〜30cm 弱い
管理
日当たり
[夏]半日陰 [冬]半日陰 日当たりと風通しのよい場所
水やり
耐暑性
表面が乾いたら与える 弱い
植替え
 
5月中旬〜11月中旬  

 

特徴

バーベナには約250種の野生種があります。

園芸で栽培されているものは、開花後に枯れてしまう「一年草扱いタイプ」と毎年花を咲かせる「宿根草タイプ」の2つ。
「宿根草タイプ」は、「一年草扱いタイプ」よりも性質も強健で育てやすいとされています。

桜に似た5枚の花びらをもつ花を咲かせることから【美女桜(びじょざくら)】とも呼ばれます。

また、バーベナにはまた別名があり、「魔女の薬草」とも呼ばれ、バーベナが昔から魔法や宗教と関連付けられ、薬草や魔術として利用されていたという言い伝えから来ているそうです。

バーベナの花色は豊富です。
白・赤・桃・紫・藤・黄・青などバリエーション豊かで、四季咲きです。
最近では宿根系バーベナとの園芸交配種も作られています。

 

バーベナの花言葉

「魔力」と「魅力」
予言や呪術の力を高めるとされるバーベナが古代から媚薬として使われていたことに由来します。

 

肥料

鉢植えの場合は、元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜ、庭植えの場合は1㎡当たり100gぐらいの化成肥料を施してください。

春と秋に1か月に1度撒いておきましょう。
夏に肥料をあげると弱ってしまうこともあるので、注意してください。

その後は定期的に固形肥料を置き肥、もしくは液体肥料を2週間に1回程度あげるようにしましょう。

 

病害虫

【うどんこ病】
春と秋にうどんこ病が発生やすくなります。
うどんこ病にかってしまうと葉や茎が白い粉をかぶったようになってしまいます。
〜予防〜
株を蒸らさないように風の通る環境で育てることが一番有効です。また、STダコニール1000やアーリーセーフなどを使うのも良いです。

【ハダニ】
・テープで取り除く
・牛乳などで窒息死させるようにして駆除する。
※牛乳を撒いてそのままの状態にしていると腐ってしまうので、しっかり水できれいに流す事を忘れずに!

【オンシツコナジラミ】
・薬剤などを用いて駆除
・アクテリック乳剤
・オルトラン液剤

※農薬をできるだけ使用したくない場合
牛乳と水を1割ずつで割ったものを使ってみてください。

 

用土

水はけがよく、通気性に富み、適度な保水性のある土が良いです。
市販の草花用培養土6・腐葉土3・牛ふん堆肥1 の割合で配合するとよいでしょう。

 

ふやし方

【さし芽】
春から初夏、または秋に、しっかりとした茎を2~3節くらい切り、赤玉土やパーライトなどにさしてください。