リーガースベゴニア
カラフルでとっても可愛らしい姿のリーガスベゴニア
難易度 |
形態 |
★★★★☆ | 多年草 |
原産国 |
花期 |
南アメリカ | 9月中旬~6月下旬 |
草丈 |
耐寒性 |
15~40cm | 弱い |
管理 |
日当たり |
[夏]明るい日陰 [冬]明るい日陰 | 風通しの良い明るい日陰 |
水やり |
耐暑性 |
表面が乾いたらたっぷり | 弱い |
植替え |
|
春から秋 |
特徴
リーガースベゴニアという名は、ドイツの育種家オットー・リーガー氏がつくり出した数多くのエラチオールベゴニアが広く普及したことから、リーガスベコニアとも呼ばれるようになりました。
垂れ下がるように生長するリーガースベゴニアは、ハンギングバスケットに植えても可愛らしい姿になります。
赤、ピンク、黄色などカラフルで、バラのような小花を咲かせるので、寄せ植えでは主役にもなります。
リーガースベゴニアは、真夏を除きほぼ一年中購入可能です。
夏が苦手な花なので、なんとなく冬の花と思われがちですが、実は寒さにも弱いので
栽培初心者は春に購入し育てていくことをおすすめします。
リーガースベゴニアは、寒さにも暑さにも弱いデリケートな植物です。
生育適温は20℃前後で、冬でも10℃以下にならないよう注意しましょう。
なるべく室内のよく日の当たる窓辺で育て、夜間は冷えないように部屋の中に入れてあげるようにしましょう。
春から初夏は葉焼けを起こさないように、直射日光を避け、レースのカーテン越しの日光に当てるようにしましょう。
夏は、風通しのよい明るい日陰で育てます。
リーガースベゴニアの花言葉
愛の告白・親切・永遠の栄え・高貴・片思い
肥料
リーガースベゴニアは、次から次へと花を咲かせるので
開花期は肥料が不足しないように液体肥料を2週間に1回は忘れずに与えてあげましょう。
冬の間も、最低温度10℃以上に保てる場合は施しましょう。
温度が十分に保てない場合や、6月中旬から9月中旬までの暑さで元気がない期間は施しません。
病害虫
【斑点細菌病】
葉に水浸状の斑点が現れる斑点細菌病が発生する病気。
〜予防〜
発生原因はカビなので風通しの良いところで管理しましょう。
【うどんこ病】
新芽にうどんこ病が発生することがあります。
うどんこ病は高温・多湿が原因で発生しやすいので、梅雨時期から梅雨明け時は注意が必要になります。
〜予防〜
風通しが悪いと植物にとっても生育環境が悪くなることからも、うどんこ病のカビが発生しやすくなるので、風通しの良い場所に置くようにしましょう。
【灰色かび病】
花や枯れ葉にカビが生えてしまう病気、長雨や多湿にするとなってしまう。
〜予防〜
花がら摘みや間引きなどはこまめに行いましょう。
発症初期であれば感染部を切り取るか、殺菌剤で治しましょう。
【アブラムシ】
茎葉や新芽、つぼみにつきやすいので注意。
〜予防〜
オルトランの粒剤を株元に施して予防するか発見次第早めに薬剤で防除します。
用土
水はけの良い、排水性のある培養土で育てましょう。
・赤玉土5、腐葉土4、パーライト1の配合土
室内で育てることがほとんどなので市販の草花用培養土でも大丈夫です。
ふやし方
【挿し木】
挿し木の適温は20度~25度。
4月~6月か9月~10月ごろに行うのがよいでしょう。
状態の良い茎を選び15センチ~20センチの長さで切り取ります。
葉は3枚ほど残して切り取り、切り取った茎は水に2時間ほど浸けておきましょう。
挿し木用の用土に棒か何かで穴をあけ、葉芽が1つ〜2つぶんほど、埋まるようにさしこみましょう。
管理:直射日光のあたらない場所で乾かしすぎないように水をあげましょう。