ラベンダー

魅力的な香りのラベンダー、馴染み深い香りですね

難易度
形態
★★★☆☆ 低木
原産国
花期
地中海沿岸 4月~7月(四季咲き性の系統もある)
草丈
耐寒性
20~130cm  普通(系統によって異なる) 
管理
日当たり
[夏]半日陰 [冬]半日陰 日当たりと風通しのよい場所
水やり
耐暑性
朝、用土が乾いていたらたっぷり 普通(系統によって異なる)
植替え
 
3月末〜4月上旬 10月  

 

特徴

ラベンダーは鮮やかな紫色と心地よい香りが魅力のハーブです。
木本性ですが、草花として扱われることが多く、花壇の植え込みやコンテナ栽培などで楽しまれています。
一面に群生させると美しいものです。
コモンラベンダーとスパイクラベンダーの交雑種をラバンディンと呼びますが、この系統は比較的暑さに強い性質をもち、花も香りも優れているので、暖地で楽しむにはおすすめです。ほかに、薄紫色の苞がリボンのように目立つフレンチラベンダーや、暖地であれば冬も開花する四季咲き性のデンタータラベンダーなどもあります。
耐寒性、耐暑性は、系統によって大きく異なるので、育てる環境によって品種を選びましょう。ラベンダーは抗菌、鎮痛、消炎、けいれん止め、循環器の活性化などといった作用もあります。 頭痛を和らげるほか、消化不良、胃炎、腹部膨満、神経衰弱などにも有効と言われています。

 

ラベンダー花言葉

あなたを待っています・期待・沈黙・清潔

 

肥料

植えつけ時に、元肥として緩効性化成肥料を使用してください。
庭植えの場合は、春の芽が伸びるころに、鉢植えの場合は夏と冬以外の生育旺盛な時期に、緩効性化成肥料を追肥としてあげましょう。

 

病害虫

【うどんこ病】
うどんこ病は高温・多湿が原因で発生しやすいので、梅雨時期から梅雨明け時は注意が必要になります。
〜予防〜
風通しが悪いと植物にとっても生育環境が悪くなることからも、うどんこ病のカビが発生しやすくなるので、風通しの良い場所に置くようにしましょう。

【アブラムシ】【ハダニ】
4月から5月にかけて、アブラムシとハダニがつくことがあります。
〜予防〜
殺虫剤で駆除します

 

用土

水はけ、水もち、肥料もちのよい用土を好みます。
腐葉土4:赤玉土中粒3:日向土小粒2:パーライト1の混合土に少量の苦土石灰を加えたものが良いです。

 

ふやし方

【さし木】
春に、枝先を長さ10cmほどに切って、赤玉土または日向土にさします。
秋でも発根しますが、春に行えば若苗が容易に夏越しするので、株の更新に良いです。