日々草
大気汚染から世界を救う花、きれいだけの花では無いんです。
難易度 |
形態 |
★☆☆☆☆ | 一年草 |
原産国 |
花期 |
マダガスカルを中心とする熱帯~亜熱帯 |
5月~11月 |
草丈 |
耐寒性 |
10~80cm程度 |
弱い |
管理 |
日当たり |
[夏]日向 [冬]日向 |
日当たりと風通しのよい場所 |
水やり |
耐暑性 |
用土の表面が乾いたらたっぷり |
強い |
植替え |
|
5月〜7月 |
特徴
夏から秋に花壇や鉢植えで楽しむ草花です。毎年花を咲かせて生長し、低木状になります。日本では霜の降りる頃に寒さで枯れることが多いので、一年草として扱います。あまり土質を選ばず、高温と日照を好む乾燥に強い丈夫な植物なので、夏の花壇には欠かせないですね。花色は白、紅、赤、ピンクなどが定番ですが、最近ではオレンジや黒紫、マーブル模様など今までになかった花色の品種も出てきています。過湿や蒸れには弱いので、水を与えすぎないことが、上手に育てるコツです。また、排気ガスなど大気汚染に対する耐性も強いので、道路沿いの花壇でも活躍しています。
日々草の花言葉
楽しい思い出・友情・生涯の友情
肥料
乾燥に強くジメジメした場所は嫌いです。水やりは土の表面が乾いてからあげましょう、また、濃度が高い肥料を施すと根が傷んでしまうので、1回に施す肥料は少なめ、薄めにしましょう。
生育中は肥料は切らさない、苗の時期は一週間に1回液体肥料をあげてください。植え付ける前に土にあらかじめゆっくりと効くタイプの粒状の肥料を混ぜ込んでおきましょう。つぼみが開きはじめた頃に株元に化成肥料をばらまいて同時に液体肥料を1週間に1回あげてください。
病害虫
【立枯病】
連作した場合や過湿、密植にすると、立枯病が発生することがあります。
〜予防〜
苗を植えるときは新しい土を使い、間隔を広くとって植えつけましょう。
乾燥気味に管理すると、立枯病が発生しにくくなります。
【アブラムシ】【ハダニ】
風通しが悪いと発生しやすくなります。
〜予防〜
早めに薬剤を散布して駆除します。
用土
土質はあまり選びませんが、地植えは水はけの悪い場所だと育ちが悪いので、腐葉土や川砂を混ぜ込んで水はけをよくしてください。
鉢やプランター植えは赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合で混ぜた土や、草花の培養土を使ってください。
ふやし方
【タネまき】
適期は5月から6月です。
1か所に3~4粒ずつ。そのまま間引かずに3株ほどまとめて移植して育てると、早くたくさんの花が楽しめます。
セルトレイを使う場合も、同様に多粒まきにします。
タネに光が当たると発芽が悪くなるので、タネが見えなくなる程度に、忘れずに覆土しましょう。
直根性なので、あまり大きくなってからの植え付けは根を傷めるリスクが高く、根付きにくこともあります。