金魚草
キンギョソウの花言葉は、「おしゃべり」「おせっかい」です。ちょっと面白いですよね。
難易度 |
形態 |
★★☆☆☆ | 一年草 |
原産国 |
花期 |
熱帯から亜熱帯地域 | 7月中旬~10月上旬 |
草丈 |
耐寒性 |
20cm~6m | 弱い |
管理 |
日当たり |
[夏]半日陰 [冬]半日陰 | 日当たりと風通しのよい場所 |
水やり |
耐暑性 |
乾かさないようにたっぷり | 強い |
植替え |
|
特に必要なし |
特徴
キンギョソウはとてもバライティ豊かな色彩と色幅で、春らしいお花です。
ふっくらとした花形であることから、見た目が金魚のように見え、
英名では「スナップドラゴン」とも呼ばれます。
かわいいのは見た目だけではなく、香りもほんのりと甘い香りがするのも特徴です。
金魚草は品種がとても多く、草丈1m以上にもなるの高性種、こんもりと茂る小型種、そして中間の3タイプがあります。
一重咲きや八重咲き、ペンステモン咲きの品種もあり、品種によってはまったく違った印象を受けます。
金魚草は、日当たりと水はけのよいことが大切です。日陰や多湿地では生育が悪く、育ってもほとんど花が咲きません。
乾燥にはかなり強いので、石垣の間や傾斜地などでも、根がしっかりと張ってよく育ちます。
耐寒性も強く、-5℃ぐらいまでなら防寒の必要はありません。ただそれ以上にそれ以上寒くなる場合は注意が必要です。
さらに暑さにも強く、高温に耐えられます。ただし、梅雨期のような多湿で日照不足の状態が続くと枯れやすくなってしまうので湿度の高い日本の気候では夏越しが難しいです。
ただし金魚草は多年草の性質があるので、梅雨に入ったら思い切って株を切り戻して管理していると、秋に再び開花することもあります。
※金魚草は開花期間が長く多花性なので、日々の花がら摘みはまめに行いましょう。
キンギョソウの花言葉
おしゃべり・でしゃばり・おせっかい
肥料
【鉢植え】
金魚草は肥料は少なめで育てましょう。
窒素分が多い肥料を施すと、葉ばかりが茂るので注意しましょう。
【地植え】
成長が早く徒長しやすいので、地植え場合は肥料は必要ありません。
病害虫
【灰色かび病】
混みすぎや多湿で、花がらや枯れ葉などにカビが生える病気。
部分的にとけるように枯れ、しだいに広がります。
〜予防〜
花がらはこまめに摘み取り、切り戻しや枝すかしを行って、日照を確保し、風通しをよくしておきましょう。
※タネまきからの育苗中は、立枯病など、土壌病害にも注意をしましょう。
【アブラムシ】
生育期間中を通じて発生します。
〜予防〜
オルトランの粒剤を株元に施して防除しておきましょう。
用土
金魚草は多湿が苦手なので水はけの良い土を選びましょう。
【鉢植え】
で育てる場合は、水はけさえ良ければ問題ありません。一般の草花用培養土が利用できます。
【地植え】
用土は赤土玉小粒と腐葉土を6:4でブレンドするか、もしくは腐葉土を少し減らして川砂を入れるのも良いでしょう。
ふやし方
金魚草の増やし方は、2つあります。
・「種まき」
・「挿し木(挿し芽)」
【種まき】
春〜秋にかけて種をまきます。自分で採種するよりも毎年購入するのがオススメです。
育苗ポットなどに土を入れて、種をまいて土をかぶせずに管理します。
発芽適温は18~20℃ぐらいで、発芽までは大体7日ぐらいです。
【さし芽】
さし芽も簡単で、わき芽を利用すると良いでしょう。