忘れな草
ノスタルジックでロマンチック…魅力満載のお花、忘れな草!
難易度 |
形態 |
★★☆☆☆ | 一年草 |
原産国 |
花期 |
世界の温帯地区 | 3月下旬~6月上旬 |
草丈 |
耐寒性 |
10~50cm | 普通 |
管理 |
日当たり |
[夏]日なた [冬]日なた | 風通しのよい日なた |
水やり |
耐暑性 |
完全に乾いてしまう前に水やり | 弱い |
植替え |
|
植え替えの必要なし |
特徴
忘れな草の花は一つひとつが小さいものの、
たくさん植えると爽やかな花畑をつくりだせます。
忘れな草で、ブレスレットや花かんむりなどを作ると
なんともノスタルジックで可愛いですよね!
「忘れな草」 という名前だけあって、
とってもロマンチックな印象を受けますよね。
見た目もブルーの小花で控えめだけれども可愛らしく、
みなさん好きな方も多いのではないでしょうか?
なんと!
うるう年の2月29日に恋人達がプレゼントし合う花だそうです。
素敵ですね。
そんな忘れな草は、
日本でも本州中部以北の高原の湿地に野生化しています。
なので、園芸種も湿り気のある土壌を好みます。
水切れを起こすと傷みますので、水やりは少し注意が必要です。
土が乾ききる前に水をあげるようにして下さい。
ただ、花壇の場合では水はけが悪いと腐りやすくなってしまいますので
土は水はけが良いものにしましょう。
忘れな草の花言葉
私を忘れないで・真実の愛
肥料
元肥として緩効性化成肥料を土壌に混ぜておきます。
追肥はリン酸とカリウムが多めの液体肥料を施すとよいでしょう。
また、ワスレナグサは土が肥え過ぎると花つきが悪くなる性質があるので
生育具合を見ながら適量よりやや少なめに施すのがおすすめです。
病害虫
【灰色かび病】
湿度が高く、葉についた水がなかなか乾かないときに
灰色かび病が発生することがあります。
〜予防〜
風通しをよくして、傷んだ葉や花はこまめに摘み取って予防に努めます。
【アブラムシ】
葉っぱの汁を吸って枯らせる害虫。
〜予防〜
水のあげすぎに注意して、風通しのよい場所で管理しましょう。
用土
忘れな草を育てるときは
水はけと水もち、および通気性のよい土を用いましょう。
土の水はけが悪いと根腐れを起こします。
ですが水切れによる乾燥にも弱いため、ある程度の水保ちも必要となります。
【鉢植え】
市販の草花用培養土を利用するか、
赤玉土6、腐葉土4の配合土を用いるとよいでしょう。
【地植え】
草花用の培養土で問題なく育ちます。
元肥として緩効性の肥料を入れて植え付けます。
ふやし方
忘れな草の増やし方は種まきがあります。
【種まき】
・9月下旬から10月下旬にタネをまきます。
・タネはやや発芽しにくいので、半日ほど水につけておきます。
暗発芽種子なので、2~3cmほど覆土をします。
本葉が3枚程度になったら、早めに根を切らないよう移植して育てます。
こぼれダネでもふえます。