ネモフィラ
アスファルトの隙間からもグングン育つ元気なお花!
難易度 |
形態 |
☆☆☆☆☆ | 一年草 |
原産国 |
花期 |
北アメリカ西部 | 3月~5月 |
草丈 |
耐寒性 |
10〜20㎝ | やや弱い |
管理 |
日当たり |
[夏]日向 [冬]日向 | 日当たりと水はけが良く涼しい所 |
水やり |
耐暑性 |
用土が乾いたらたっぷりと | 弱い |
植替え |
|
育苗容器の底まで根がまわったら植え替え時期 |
特徴
ネモフィラは、花壇の園芸種としても親しまれています。
森の妖精のような、澄んだブルーの花がとっても愛らしく
春の花壇やコンテナの寄せ植えなどに多く利用されているお花です。
茎が横に広がって、地面を覆うように繁殖し、多少の日陰でもアスファルトのすき間でもぐんぐん育ち、花を咲かせる強い繁殖力があります。
ネモフィラは、特にアメリカやフランス辺りで親しまれており、
4~5月に地面を覆って咲く姿は、日本人にとっての桜のように
春の到来を感じる風物詩になってます。
最近、ネモフィラはここ日本でも、国営ひたち海浜公園や公共施設などの花壇で植栽されて有名になってきて人気が出てきました。
ネモフィラの品種はいくつかありますが、一番人気が高いのは
ブルーの品種「インシグニスブルー」です。
ネモフィラの苗は年明けあたりから苗が出回り始めますが、実際のネモフィラの開花時期は3月~5月くらいまでの一年草です。
ネモフィラの花言葉
どこでも成功・可憐
肥料
【庭植え】
庭植えでは肥料はほとんど必要ありません。
肥料分が多いと逆に、徒長して軟弱に育ってしまうのです。
【鉢植え】
鉢植えでは、生育の様子を見て液体肥料などの追肥をします。
大体月に1~2度を目安にあげましょう。
病害虫
【灰色かび病】
花や枯れ葉にカビが生えてしまう病気、長雨や多湿にするとなってしまう。
〜予防〜
花がら摘みや間引きなどはこまめに行いましょう。
発症初期であれば感染部を切り取るか、殺菌剤で治しましょう。
【アブラムシ】
4〜5月にかけてつきやすくなります。
〜予防〜
特定防除資材の「酢」が原料の製品を散布するのがオススメ。
〜駆除〜
数が少ない場合は、セロハンテープなどで取っていくのがオススメ。
多く発生している場合は、薬剤を使用ください。
用土
ネモフィラは、水はけが良く乾燥気味で肥料の少ない土壌を好みます。
市販の草花向けの培養土も利用できます。
【地植えの場合】
植える場所を軽く耕し、腐葉土などの有機質資材を投入して、表土をならしましょう。
【鉢植えの場合】
赤玉土(小粒)と腐葉土を6:4の割合で混ぜ、水はけのよい配合土を準備しましょう。
市販の草花用にブレンドされた培養土を利用すると便利なのでオススメです。
ふやし方
ネモフィラは、種を採取して増やします。
【種まき】
・まずは種とり
終わった花をそのままにしておくと結実します。
5月から6月に採種し、秋まで乾燥貯蔵しておきましょう。
・種まき
9月から11月にまきます。発芽適温は20℃くらい。
軽めに覆土しておくと10日ほどで発芽します。