夕顔
実はダイエットに最適なお花なんです。食べられるお花って知ってました?
難易度 |
形態 |
★★★☆☆ | 一年草 |
原産国 |
花期 |
北アフリカ |
7月~9月頃 |
草丈 |
耐寒性 |
60~90cm |
やや弱い |
管理 |
日当たり |
[夏]半日陰 [冬]半日陰 | 日当たりと水はけのよい場所 |
水やり |
耐暑性 |
乾かさないようにたっぷり | 強い |
植替え |
|
特に必要なし |
特徴
夕顔は、ウリ科ユウガオ属に分類されるつる性の一年草です。
「源氏物語」など平安時代の書物や民間伝承に登場していることから、800年代にはすでに栽培されていたのではないかと言われています。
ただ、原産地の北アフリカやインドからどのように伝わってきたのかは未だにわかっていません。
「名前の由来」
夏になると、ラッパ型の白い花を咲かせ、夕方に花開いて翌日の昼にはしおれてしまうのが特徴です。
なので、「夕顔」という和名が付けられたそうです。
見た目や名前が似ていることから、朝顔や昼顔と混同されがちですが、分類が違うので、実は違う植物なのです。
夕顔は食べる事もできます。食物繊維が豊富で、ダイエットにも効果があるとも言われています。
〜夕顔のレシピ〜
・生では冬瓜と同様の調理法で煮物やスープ
・サラダ
・巻きずしの中の1つの具材など
生育適温が18度~28度と高温の環境を好みます。
夕顔の花言葉
はかない恋・夜の思い出・魅惑の人・罪
肥料
植え付けの際に、リン酸が多い野菜用の肥料を土に混ぜておきましょう。
実がピンポン球ほどの大きさになったら、また同じ肥料を施します。
その後は、育ち具合が悪ければ、15日に1回ほど同じ肥料を与えるとよいでしょう。
病害虫
【炭疽病】
黒や灰色のカビの斑点が発生し、葉に穴が開く病気。
〜予防〜
高温多湿で発生しやすいので、水はけを良くして、風通しや日当たりの良い環境を作りましょう。
【アブラムシ】
新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせます。
〜予防〜
春から秋に発生するので注意し、見つけ次第、駆除しましょう。
【センチュウ】
ものすごく小さいので、目視で確認することはとても難しいです。放っておくと、最終的には土地全体にセンチュウが蔓延し全ての植物が枯れていきます。
〜予防〜
土壌環境のバランスを崩さないようにしましょう。
用土
水はけがよい中性~弱アルカリ性の土が良いでしょう。
【鉢植えやプランター】
赤玉土(小粒)5:腐葉土5の割合で混ぜた土
もしくは、市販の野菜用培養土でも大丈夫です。
【地植え】
植え付ける2週間ほど前に、植える場所の土を深さ30cmくらい掘り起こしておきましょう。
両手いっぱいくらいの苦土石灰を土に混ぜ込んでおきます。
植え付ける1週間ほど前に、腐葉土をたっぷりと混ぜておくと良いでしょう。
ふやし方
夕顔の増やし方は
・種まき
があります。
【種まき】
・種子の入った鞘がカラカラに乾いた頃に種を採取しましょう。
・紙袋などに入れて、 風通しがよく、日が当たらない場所で保管してください。
寒さには弱いので25度を保つように保温し、育苗箱に2センチほどの間隔でまきましょう。
覆土は1センチほど行いましょう。