ガーデンシクラメン

お花の形がたくさんあるので、楽しみが沢山です

難易度
形態
★★☆☆☆ 多年草
原産国
花期
北アフリカから中近東、ヨーロッパの地中海沿岸地域 10月~3月
草丈
耐寒性
10~70cm やや弱い
管理
日当たり
  [夏]日陰 [冬]日向 日当たりと水はけの良いところ    
水やり
耐暑性
土の表面が乾いたら株元にたっぷり 普通
植替え
 
9月上旬  

 

特徴

ガーデンシクラメンとは名前からもわかるように、シクラメンを品種改良した品種です。
シクラメンは冬に室内で楽しむ鉢花の代表ですが、ガーデンシクラメンは、耐寒性があり寒い冬も屋外で楽しむことができます。寄せ植えなどに使う冬のガーデニング植物の定番として良く用いられます。

ガーデンシクラメンは冬の間次々と花を咲かせ、春になると少しずつ花や葉が減り、5月頃になると花が咲かなくなります。 シクラメンは葉の数と同じ数の花が咲くといわれます。
なので葉が多くしっかりと元気でつぼみがしっかり上がってきている株を枝びましょう。
葉やつぼみが少なかったり萎れているもの、徒長しているものなどは避けましょう。  

 

ガーデンシクラメンの花言葉

内気・はにかみ・嫉妬・思いやり  

 

肥料

若干肥料食いな性質をもちますが、施肥しすぎには注意です。
目安として、緩効性化成肥料を元肥に施し、花が咲いたら10日に1回程度、液肥で施肥するといいでしょう。

 

病害虫

【灰色かび病・軟腐病】
気温が低くて湿度が高く、葉や花にかかった水が乾かないとき、灰色かび病が多発します。
また、高温期で通気が悪いときには、軟腐病が発生することがあり、球根が腐って悪臭を放つ症状が見られます。
〜予防〜 水やりのときに株に水をかけないように注意し、風通しをよくして予防しましょう。

シクラメンホコリダニ・スリップス】
高温乾燥時に、シクラメンホコリダニとスリップスがつきやすく、葉や蕾が萎縮したり、花が奇形になったりします。

 

用土

ガーデンシクラメンは基本的な草花培養土で育てることができますが、根が細いので、腐葉土の割合を多めにして、ふかふかな土作りを目指すといいでしょう。
  鉢植えやプランターでガーデンシクラメンを育てるときは、用土の配合は、赤玉土(小粒)5:腐葉土:4:ピートモス1などの割合がいいでしょう。

 

ふやし方

球根は分球しないので、子球を分けてはふやすことはできません。
開花時に好みの株を2株用意して人工受粉を行えば、結実して3~4か月でタネがとれます。