ランタナ
日本での名前は「七変化」その名の通りいろんな色へと変化する様子をお楽しみください!
難易度 |
形態 |
★★☆☆☆ | 低木 |
原産国 |
花期 |
熱帯アメリカ、ブラジル、ウルグアイ | 5月~10月 |
草丈 |
耐寒性 |
0.3~2m | やや弱い |
管理 |
日当たり |
[夏]日なた [冬]日なた | 水はけのよい場所 |
水やり |
耐暑性 |
表面が乾いてから | 強い |
植替え |
|
1~2年に1回 |
特徴
ランタナは、和名で「七変化」と呼ばれます。
その名の通り、徐々に花の色が変化するなんとも不思議な常緑性の花木です。
花色はとてもカラフルで、白やピンク・オレンジ・黄色など 徐々に花色が変化していくのが特徴的です。
また、花の形がとっても可愛らしいです。
おもちゃや、絵本に出てきそうな雰囲気なのが特徴で、蕾もとても可愛らしいので高い人気があります。
開花期間が長く、初夏から秋まで花を長く咲かせてくれます。
夏の暑さには強く、寒さにも比較的耐えるので
関東地方南部では戸外でも冬越することもあります。
丈夫なので鉢物としてよく流通するほか、花壇などにもよく利用されます。
非常に生命力が強いので、比較的初心者の方でも簡単に育てられる植物です。
寒さにやや弱いので、屋外での冬越しは地域によっては難しいですが、鉢植えにしてお家の中で育てれば冬越しも出来ます。
ランタナは、こぼれ種で増えるような生命力の強い植物ですので、初心者の方でも増やすことが可能です。
ランタナは根が伸びやすいので、窮屈にならないように年に1回くらいのペースで植え替えを行いましょう。
植え付けの際は、ひと回り大きな鉢に植え替えるようにして 水はけのよい土を使いましょう。
その際、鉢から抜くと根っこに古い土が残るので、それは半分ほど落としてから移すようにしましょう!
長過ぎる根っこは切っても大丈夫です。
ランタナの花言葉
心変わり・協力・合意
肥料
置き肥はリン酸分が多めのものを設置しましょう。
長期間花を咲かせている間は栄養をたくさん必要とします。
大体、月に1〜2回は液肥を与えてあげるようにしましょう。
【地植え】
地植えの場合は、肥料を与えすぎてしまうと生育がおう盛になりすぎるので
肥料は春と秋の2回程度でよいでしょう。
病害虫
ランタナは病気の心配も害虫の心配もない、とっても育てやすい花です。
ですが、まれにカイガラムシが発生する場合があります。
【カイガラムシ】
カメムシの親戚の昆虫
〜予防〜
見つけたら、手かピンセットでとってあげましょう。
用土
水はけのよい土が良いです。
【鉢植え】
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土
市販の草花用の培養土でも大丈夫です。
【庭植え】
水はけが良い場所がいいです。
基本的にランタナは、どのような土でも生育してくれます。
ふやし方
ランタナの増やし方は2つあります。
・種まき
・さし木
ランタナは生長力が強いので、花が咲き終わった後すぐに種を付けます。
【種まき】
・枯れてきた頃に種を収穫
・育苗トレイに種まき用の土を入れ、1区画に1粒ずつ植える
・日陰に置いて水切れしないように管理
・2週間ほどすれば発芽します
・ある程度苗が育ったら鉢で管理して冬越しさせます
・翌年の4月以降に鉢か庭に定植してください
【さし木】
・5月から9月頃
・枝を2節ほど切る
・バーミキュライトや鹿沼土などの清潔な用土にさす