サンタンカ

エキゾチックで魅惑的な姿は、とっても美しい!「熱き思い・喜び・張り切る」という花言葉にピッタリなお花です!

難易度
形態
★★☆☆☆ 低木
原産国
花期
中国南部~マレーシア半島 5月~10月
草丈
耐寒性
0.3~1m 弱い
管理
日当たり
[夏]半日陰 [冬]日向 日光がよく当たる場所
水やり
耐暑性
鉢土の表面が乾いてから 強い
植替え
 
春ごろ  

 

特徴

サンタンカの仲間は、世界の熱帯、亜熱帯地域に500種以上が分布するアカネ科サンタンカ属(イクソラ属)の熱帯性常緑樹、または低木です。
最も多く普及しているのは、イクソラ・キネンシス種(Ixora chinensis)で、数多くの園芸品種が流通しています。
かつてはサンタンカというとキネンシス種およびその園芸品種を指していましたが、イクソラ・コッキネア種(I. coccinea)などの近縁種も流通するようになり、近年ではそれらを含めてサンタンカと呼んでいます。

サンタンカは、照りの強い濃緑の葉と、鮮やかな赤やオレンジの小花を房状につける姿が熱帯の花木らしいエキゾチックな印象のお花です。
小さな花が集まり、全体で見ると丸みを帯びた花序になり、花色は赤が美しく人気です。 葉は照りが強く濃緑で、特に赤色の花との対比は見事です。

サンタンカは、鉢花として楽しむのが一般的ですが、夏花壇でも活躍してくれます。 苗も出回るので、暖かい時期だけ冬越しを考えずに使えばエキゾチックな花壇ができます。
花色によって印象は変わりますが、熱帯から亜熱帯原産の植物同士でまとめるとよく合います。

暑さに強いサンタンカですが、真夏の強い日差しにずっと当たっていると葉焼けの恐れもあるので、日差しの強い時期は半日陰で管理するようにしましょう
。 一方で、寒さに弱いので冬は室内で管理しましょう。
サンタンカは乾燥を嫌いますので、生育期は水をたっぷりとあげましょう。  

 

サンタンカの花言葉

熱き思い・喜び・張り切る  

 

肥料

春から秋の成長期に緩効性の置き肥を規定量施してください。
生育が悪いようなら液体肥料も併用しましょう 。

 

病害虫

−病気は特に心配なし–

【アブラムシ】
葉っぱの汁を吸って枯らせる害虫。
〜予防〜
水のあげすぎに注意して、風通しのよい場所で管理しましょう。

【カイガラムシ】
植物の葉や茎にくっついて、その汁を吸って栄養とします。
〜予防〜
幼虫のうちは薬剤が効くので薬剤を散布する。  

 

用土

水はけの良い土を好みます。
赤玉土4:鹿沼土3:腐葉土3
もしくは赤玉土を6割にして後の二つを2割でも大丈夫です。

市販の観葉植物の土でも構いません  

 

ふやし方

サンタンカの増やし方さし木があります

【さし木】
・適期は5月~9月 20℃以上の気温があればOKです
・花の咲いていない枝なら先端から4~5節で切る
(花の咲いた枝なら2節ほどの長さ)
・土に挿す部分の下の方の葉を取り除く
・バーミキュライトや川砂にぐらつかないようしっかりと挿す
・乾かさないようにする
・明るい日陰で管理する

1ヶ月ほどで新しい根が出て、新芽が生長し始めますので、ある程度生長したら鉢に移し替えましょう。