コリウス

多彩にアレンジでき、お部屋やお店にあると一気にお洒落な印象を与えてくれる、インテリアにもなる素敵な葉っぱ!

難易度
形態
★☆☆☆☆ 一年草扱い
原産国
花期
東南アジア 6月~10月頃
草丈
耐寒性
20~100cm 弱い
管理
日当たり
[夏]半日陰 [冬]日向 日当たりと風通しのよい場所
水やり
耐暑性
表土がよく乾いたらたっぷり 強い
植替え
 
梅雨明けごろ  

 

特徴

コリウスは、観賞するために品種改良をし、美しい様々な形の葉っぱがあるので、お花を飾る感覚で飾れます。
葉を楽しむ品種ですが、花に負けず劣らず華やかな印象を与えてくれます。

観賞も寄せ植えも多彩にアレンジできるので、スタンダード仕立てもインテリアとして飾ると、お部屋やお店の店舗などおしゃれな雰囲気にする事もできます。
花を咲かせずに育てれば、初夏から秋まで長く楽しむことができます。

コリウスは、葉形や葉色、葉の大きさ、色合いなど様々な品種があり、なんと園芸品種は100を超えています。
一般にはコリウス・ブルメイを中心に作出された園芸品種で種子繁殖の実生系が多いですが、栄養繁殖系も近年流通しているようです。
栄養繁殖系の方が花が咲きにくい性質があるので株が大きくなりやすいのが特徴です。
コリウスは、暑さに強く観賞期間が長いこと、群植すると特に見栄えがするので公共花壇などに利用されていることが多いです。

真夏は葉色があせることが多いので、厳しい日差しの時期は、直射日光の当たらない明るい半日陰に移しましょう。
耐寒性がないので園芸的には一年草として扱われていますが、冬越しさせたいときは、11月中旬に暖かくて日当たりのよい室内に取り込んで管理してあげましょう。

庭植えの場合は、お水は植えつけ後にたっぷりと与え、その後は雨にまかせても大丈夫です。
ただし真夏の時期は、表土がよく乾いたら早朝にたっぷりと水やりをしましょう。
鉢植えの場合では、表土が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりしてあげるようにしましょう。
大株になればなるほど、かなり水を必要とします。
しおれないように水やりには注意しましょう。

 

コリウスの花言葉

かなわぬ恋・善良な家風・健康

 

肥料

元肥として緩効性肥料を混ぜておきましょう。
その後は、9月まで月に1回置き肥を施すか、液体肥料を1週間に1回施しましょう。

 

病害虫

「病気」特に心配はありません

【ヨトウムシ】
葉や茎を食べてしまいます
〜予防〜
土が掘られている跡を見つけましたら、掘り返して取り除いて下さい

【ナメクジ】
葉や茎を食べてしまいます
〜予防〜
見つけ次第取り除きましょう

【ハダニ】
高温乾燥期に発生しやすくなる
〜予防〜
ときどき葉裏にも散水し、対策しましょう

 

用土

水はけがいい土が良いでしょう

乾燥苦手なので腐葉土を多めに使用して水保ちをよくします。

・赤玉土(小~中粒)5:腐葉土5の割合
もしくは
・赤玉土6:腐葉土3:牛ふん1:堆肥1の配合

用土の水分を保つために、ピートモスを使用する方法もありますが、腐葉土は水分を保つ機能がありますので、地植えの場合は土壌の性質を見て、どの用土を配合するといいか選んで使用するといいでしょう。

難しい場合は市販のものでも対応できます。

 

ふやし方

コリウスの増やし方は2つあります。
・種まき
・さし木

【種まき】
タネは非常に細かいので扱いに注意しましょう。
発芽する温度が25℃前後と高いので5月に入ってから行うようにします。

・ピートモスを圧縮したピートバンをトレーかお皿などに入る
・水分を含ませたあとに余分な水を捨てる
・種を乗せる

5~7日ほどで発芽してきます。
水を与える際は、トレーに水を注いで下から吸わせましょう

・芽が苗の状態まで育ちましたら、鉢に植え替えてあげましょう。

【さし木】
・5月~秋の9月
・花が咲いていない枝を10cmぐらいの長さで切る
・1~2時間ぐらい水につけておく
・下の方に葉っぱがあれば、取り除く
・鉢に用土を入れて挿し植え