アジサイ

ピンクのアジサイ「元気な女性」母の日のプレゼントにどうぞ

難易度
形態
☆☆☆☆☆ 低木
原産国
花期
日本 6月~9月上旬
草丈
耐寒性
2m 普通
管理
日当たり
[夏]半日陰 [冬]半日陰 日当たりと風通しの良い所
水やり
耐暑性
土が乾いたらたっぷりあげる やや弱い
植替え
 
2~3年に1回  

 

特徴

アジサイは、日本原産の落葉低木です。
日本原産のガクアジサイが西洋に渡り品種改良を重ね、西洋アジサイとして日本に逆輸入されてきたんだそう。
アジサイの育て方はにコツがありますが、基本的には簡単です。
というのも、一度植え付ければ長い間花を楽しめる寿命の長い植物なので、年々花数が増えて見事な株になります。
耐陰性もあるのですが、やはり花つきをよくするには”日当たりのよい場所”が適します。
2~3年に1回植え替え、用土の通気性をよくしてあげるようにしましょう。

カラーも1色ではなく
「青、紫、ピンク、白、グリーン、複色、アンティークカラー」
などバリエーションもあります。
最近では、ドライフラワーとしても人気があります。

 

アジサイの花言葉

・青    辛抱強い愛情
・ピンク  元気な女性
・白    寛容

母の日の贈り物には、ピンクのアジサイ「元気な女性」が好んで贈られています。

 

肥料

【地植え】
地植えの場合は、特別な肥料は必要ありません。

【鉢植え】
花後の肥料は新芽の生長のために施しましょう。

追肥は、どちらも市販の「アジサイ用液体肥料」を使うのが手軽でオススメ。
寒肥は3月までに有機物(堆肥など)と草木灰を混ぜたものを株の周囲に施しましょう。

 

病害虫

【うどんこ病】
葉や茎が白い粉をかぶったようになってしまう病気。
〜予防〜
株を蒸らさないように風の通る環境で育てるようにしましょう。
また、STダコニール1000やアーリーセーフなどを使うのも効果的です。

【灰色かび病】
花弁に褐色の小さな斑点ができたり、茎や葉に灰色のカビが生える病気。
〜予防〜
日当たりや風通しをよくするようにしましょう。

【ハダニ】
暖かい時期に発生しやすく植物の葉から栄養を吸収して弱らせます。
放置していると最終的に葉緑素の不足によって光合成ができなくなり、植物自体が枯れてしまいます。
〜予防〜
葉の裏側にも霧吹きなどで水をかけてあげて予防してください。

 

用土

アジサイはあまりそこまで土壌を選ばない強健な植物です。

【鉢植えの場合】
水はけ良く、保水性の高い用土

【庭植えの場合】
赤玉土中心の配合であれば使い慣れた用土で大丈夫です。
無ければ足してあげましょう。

 

ふやし方

アジサイの増やし方は、2つあります。
・「さし木」
・「株分け」
どちらも簡単にできます。

【さし木】
・3月から4月に前年枝を用いて春ざしをする。
6月ごろに当年枝を用いて夏ざしをします。
その際、充実した穂木を使用するようにしましょう。

【株分け】
植え替えの適期に行います。
その際、小分けにしすぎないよう注意しょう。

※アジサイは生長が早い植物なので、鉢植えで育てている場合は植え替えを行ってください。
そうしないと花を咲かせるのに必要な養分が足りずに開花しないことがあります。