サルビア
夏によく見かけますよね!小さい頃お花の蜜を舐めた人いません?
難易度 |
形態 |
★★☆☆☆ | 非耐寒性多年草(一年草扱い) |
原産国 |
花期 |
地南米・北米 | 6月~11月 |
草丈 |
耐寒性 |
20~160cm | 弱い |
管理 |
日当たり |
[夏]日向 [冬]日向 | 日当たりと水はけの良いところ |
水やり |
耐暑性 |
用土が乾き始めたらたっぷり | 強い |
植替え |
|
特に必要なし |
特徴
夏を代表する草花の一つに、サルビアをイメージする方も多いのではないでしょうか。暑さに大変強く、日本の猛暑の中にあっても元気に咲き、花色もとてもカラフルな花姿なので、夏の花壇や寄せ植えで大活躍します。
花期が長く育てやすい花でもあります。
サルビアの種は900種以上に及びます。
9世紀初頭にヨーロッパに伝わり改良が進んだサルビアは、耐暑性はありますが耐寒性は種によってさまざまです。
霜や凍結に弱いが、最低5℃ぐらいであれば冬越しできます。夏は30℃以上でも生育しますが、花つきは悪くなってしまいます。
数あるサルビアの種類の中には、幻覚作用を持つものもあります。メキシコ原産種の「幻覚性サルビア」(Salvia divinorum)と呼ばれる種類は、人間の脳の中枢に働きかける「サルビノリン・A」という成分が含まれており、摂取すると浮遊感、幻聴、めまいなどの症状が現れたり、幻覚を見せる作用があるそうです。
日本のホームセンターや花苗店で売っているサルビアには、このような成分が含まれているものはないので、安心です。
サルビアの花言葉
尊敬・知恵・良い家庭・家族愛
肥料
サルビアは開花期間が長い花なので、定期的に肥料を施しましょう。
肥料は固形、液体、どちらでも大丈夫です。
それぞれの肥料の使用頻度を守って追肥してください。
サルビアは、生育がおう盛で開花期間も長いので、庭植え、鉢植えとも定期的に施します。
肥料が切れると生育が止まってしまい花も咲かなくなるので、月に3回ほど液体肥料を施しましょう。
病害虫
【うどんこ病】
うどんこ病にかってしまうと葉や茎が白い粉をかぶったようになってしまいます。
〜予防〜
株を蒸らさないように風の通る環境で育てることが一番有効的です。
【ヨトウムシ】
ヨトウムシはヨトウガの幼虫で、年に2回ほど発生する可能性があります。
〜予防〜
見つけ次第、葉を摘み取ってください。孵化してしまった場合、見つけたらすぐに捕殺しましょう。
用土
赤玉土6、腐葉土4で配合してください。
鉢植えのサルビアは、市販の草花用培養土などを利用しても大丈夫です。
ただし、サルビアは開花期間が長いので元肥は必ず入れましょう。
庭植えのサルビアは、特に土壌は選びませんがしっかりと元肥を入れることで花付きが良くなります。
ふやし方
一年草のサルビアは種で増やすことができます。
【種まき】
気温の上がる5月上旬ごろにタネをまきます。好光性のタネなので、覆土はごく薄くし、深く埋めないようにします。発芽まで7~8日かかりますから、乾かさないよう注意し、発芽してからは日によく当てて徒長させないようにします。ポット苗も多く流通しているので、これを利用しても便利です。
主にタネでふやしますが、さし芽も容易です。摘心したり、切り戻したときの芽をさすと容易に苗ができます。