フクシア

上品に咲く可憐な姿から呼ばれる愛称は”貴婦人のイヤリング”

難易度
形態
★★★★☆ 低木
原産国
花期
主に中南米と西インド諸島 4月~7月中旬、10月中旬~11月
草丈
耐寒性
30~150cm やや弱い
管理
日当たり
[夏]半日陰 [冬]日向 日当たりと風通しのよい場所
水やり
耐暑性
土が乾いたらたっぷり やや弱い
植替え
 
4〜6月  

 

特徴

フクシアは上品に咲く可憐な花姿から、貴婦人のイヤリングと呼ばれることもあります。

花形は一重咲きから八重咲きまであります。
花の大きさは1cmほどの小輪から8cmを超える大輪までと様々です。
原産地ではおもにハチドリによって送粉されます。
暖かい地域が原産ですが、森の中や、峡谷などに自生するので涼しくて湿り気のある環境を好みます。
そのため、日本の過酷な夏、特に熱帯夜が苦なので、夏越しが難しい植物です。
夏の暑さが厳しい日は室内に入れてあげて、お家の中で楽しみましょう。
梅雨時期に、草丈の半分程度に葉を数節残して切り戻しておくと、株の風通しがよくなり、夏に過度の蒸散が抑えられます。

 

フクシアの花言葉

つつましい愛・信じる愛・恋の予感・センスの良さ・上品な趣味

 

肥料

液体肥料ならば、1週間から10日のスパンで与えましょう。
生育が衰えている株には与えなくて大丈夫です。

 

病害虫

【灰色カビ病】
咲き終わった花にカビが発生することがあります。
〜予防〜
梅雨時期などの湿度の高い時期に発生しやすくなりますので、風通しの良いところで育てましょう。花がらは早めに摘むようにしましょう。

【ハダニ】
4月から5月にかけて、ハダニがつくことがあります。
〜予防〜
殺虫剤で駆除します

 

用土

水はけがいい土が良いです。
腐葉土3に赤玉土7の割合
市販されている観葉植物の培養土を使用しても大丈夫です。
軽石等を底に敷き用土を作ると水はけが良くなります。

 

ふやし方

フクシアの増やし方は2つあります。
・種まき
・挿し木

【種まき】
花が落ちた後、花茎をそのままにしておくと実がつきます。花が散った後の花茎は摘み取ってください。

【挿し木】
2〜3月か、9〜10月にしましょう。
・挿し床の土はバーミキュライト
約3週間ほどで根が生えてくるので、それまでは日陰で管理しましょう。
水は、たっぷり与えてください。