ブライダルベール
花嫁のベールのような白色の小花をつけるかわいいお花
難易度 |
形態 |
★☆☆☆☆ | 多年草 |
原産国 |
花期 |
メキシコ | 4月~10月頃 |
草丈 |
耐寒性 |
20~30cm | 普通 |
管理 |
日当たり |
[夏]日向 [冬]日向 | 日当たりと風通しのよい場所 |
水やり |
耐暑性 |
夏はたっぷり | 強い |
植替え |
|
5〜9月 |
特徴
ブライダルベールは、別名タヒチアンブライダルベールとも呼ばれます。
ですが、実はタヒチでなくメキシコ原産なのです。
1970年代半ばに、ハンギングで楽しむ観葉植物としてメキシコから渡ってきました。
ブライダルベールは、花が咲いていないときも観葉植物として楽しむことができるのも人気のひとつになってます。
ブライダルベールは、5~6mmのごく小さな花が株全体にちりばめられたように咲き、その姿はまさにウエディングドレスのベールのように綺麗で、とっても可愛らしいです。
比較的育てやすいということもあり、ブライダルベールは初心者にもおすすめのお花です。
つる性の茎を低く伸ばすので、暖かい地域ならグランドカバーとしても利用できます。
ブライダルベールはよく茂るので、伸びすぎた葉っぱや、変色してしまった下葉はこまめに切るようにしましょう。
光線が不足すると花つきが悪くなってしまいますので、日当たりは、年間を通して日光によく当たるところに置きましょう。
ブライダルベールは乾燥すると花がつかなくなるので、春から秋にかけてはたっぷりと水やりをしてください。
冬は少し控えて土が乾いているようなら水やりをします。
ブライダルベールの花言葉
幸福・願い続ける
肥料
春から秋の生育期には緩効性化成肥料を2ヶ月に1回ほど、施します。
速効性の液体肥料を1週間から10日に1回施すのもよいでしょう。
肥料が少ないと育たないですが、肥料も多すぎると花がつかなくなるので、少し注意して与えましょう。
病害虫
【炭そ病】
灰白色や黒ずんだ円形の斑点が表面に現れ、徐々に穴が空いて枯れてしまう病気。
〜予防〜
葉っぱに水がかからないよう、水は株元から与える。
剪定をして葉っぱや株の風通しをよくする。
害虫:ハダニ、カイガラムシ
年間を通してハダニやカイガラムシが発生します。
用土
ブライダルベールの用土は、水はけのよい土が良いです。
赤玉土小粒7、腐葉土3
の配合土などが良いでしょう。
吊るす場合は、軽くなるように
赤玉土4:ピートモス3:パーライト3
の配合土もオススメです。
ふやし方
ブライダルベールの増やし方は2つあります。
・株分け
・挿し木
【株分け】
株分けは、植え替えのときに根っこを分けて増やす方法です。
まず、根っこの古土をほぐしながら3分の1ほど落とします。
根っこの部分を剪定ばさみで切り分けて、各鉢に植え替えましょう。
【挿し木】
枝の先の方を10センチ程度切り取りましょう。
先端の葉っぱを2枚から3枚くらい残して下葉を切除し、挿し穂を作ります。
挿す際には、5本から10本程度をひとまとまりにして挿しましょう。
植えたら日当たりがよく風通しのよいところに置いて、十分水やりをして管理しましょう。
ただし、夏場は蒸れて挿し木をしてもだめになってしまうことがありますので、夏場の挿し木はあまりおすすめできません。