ベゴニア

花言葉は 片思い・愛の告白 甘酸っぱい青春を思い出すお花!

難易度
形態
★★★★☆ 多年草
原産国
花期
ブラジル、熱帯、亜熱帯 一年中
草丈
耐寒性
20~60cm 弱い
管理
日当たり
[夏]半日陰 [冬]半日陰 明るい日陰
水やり
耐暑性
表土が乾いたら 弱い
植替え
 
5〜6月と9〜10月上旬  

 

特徴

多彩な花や葉が楽しめるベゴニアは、世界中で愛されている植物のひとつです。
葉がハートの形に似ていて、アシンメトリー(左右非対称)なのがとてもかわいいので
ガーデニングされる方に大変人気の高い花となってます。

ベゴニアは900余りの原種と15000を超える交配種があり、かなりバリエーションが豊富です。

雨風に強い、ボール状の草姿に絶えず花が咲き続ける四季咲きベゴニアは、花壇やプランターで作るのに最適です。
球根ベゴニアの花は、豪華な大輪な花を咲かせることが多く、15センチ程の花径が在るものもあります。
ハンキングタイプのものは、一重から半八重に花弁が細い小輪の花を咲かせます。この品種は暑さに比較的強いので、家庭でも育てやすいタイプの花だとも言われています。

ベゴニアは熱帯が原産なのですが、日本の蒸し暑い夏には適していません。
真夏は、鉢植えにして室内でレースのカーテンなどで直射日光を遮り、クーラーの効いた涼しい部屋で管理してあげましょう。
真冬の寒さもにも弱いので、真夏と真冬は室内に入れて育ててあげましょう。
真冬も、鉢植えにして室内で陽の光を充分に取り込んだ窓辺などに置くようにするとよいでしょう。
また室温が冷え過ぎないように10度以上を保つように注意しましょう。
エアコンで暖房を効かせた部屋では乾燥してしまうので、暖房で空気が乾きすぎないように水やりのタイミングに注意しましょう。

 

ベゴニアの花言葉

片思い・愛の告白
赤いベゴニアの花言葉は「公平」
白いベゴニアの花言葉は「親切」

 

肥料

品種にもよりますが、生育期の5~10月の間に2週間に1回程度、液肥を施します。真夏に30℃を超える場所で管理してある場合は、その間は肥料を控えます。
頻度としては、1週間に1度がよいでしょう。
緩効性の化成肥料を与える場合は、月に1度でかまいません。

【地植え】
庭の土の中に有機質の肥料を混ぜ込むと良いでしょう。

【鉢植えやプランター】
緩効性の化成肥料を元肥にしましょう。
追肥は水やりの時に一緒に液体肥料をあげるようにすると良いでしょう。

 

病害虫

【ウドンコ病】
ウドン粉をふりかけたかのように茎や葉が白くなってしまう病気。
〜予防〜
初期の場合は、水で薄めた酢や、重曹水を霧吹きで葉に吹きかけると自然に治ることもあります。
重症の場合は、病気にかかった葉を取り除き、薬剤を散布して対処しましょう。

【灰色カビ病】
特に梅雨期に発生することが多い病気です。葉、茎、根元にふわふわした灰色や黒のカビが発生します。
〜予防〜
水のやりすぎに注意して、風通しよく清潔にしましょう。

【ヨトウムシ】
春や秋に新葉、新芽を侵食することがあります。見つけたらすぐに駆除しましょう。
〜予防〜
殺虫剤で対処しましょう。

【アブラムシ】
4〜10月に発生し、茎やつぼみから養分を奪い生育を妨げます。
〜予防〜
暖かくなったら、殺虫剤を予防散布しましょう。

【ナメクジ】
新芽や新葉、花弁を食べるので生育が止まってしまいます。
〜予防〜
見つけたらすぐに取り除きましょう。数が多い時は専用の駆除剤を使いましょう。

 

用土

ベコニアは根の加湿を嫌うため、水はけが良い土を選びましょう。

【地植え】
腐葉土、ピートモスを多めにすき込む。

【鉢植え】
赤玉土6、腐葉土2、ピートモス2の配合土

室内で育てる場合には、腐葉土ではなくピートモスがオススメです。

 

ふやし方

ベゴニアの増やし方は2つあります。
・種まき
・挿し木

【種まき】
ベゴニアの種まきは、2~3月が適期です。
品種に合わせた土を用意して、まいていきましょう。
種をまいた後に土で覆わないようにしましょう。
感想にも注意が必要です。
1年ほどすれば、開花するようになるので、じっくりと育てていきましょう。

【挿し木】
ベゴニアの挿し木は4~6月と9~10月が適期です。
まず葉は3枚ほど残し、茎を15cmほどの長さで切ります。
この際、他の葉は落としていきましょう。
切った茎を2時間ほど水につけ、挿し木用の土へと挿せば完了です。