ペチュニア

人気No. 1 花壇の女王とも言われているペチュニア!

難易度
形態
★☆☆☆☆ 一年草、多年草
原産国
花期
南アメリカ中東部亜熱帯~温帯 3月~11月
草丈
耐寒性
10~30cm 弱い
管理
日当たり
[夏]半日陰 [冬]半日陰 日当たりと風通しのよい場所
水やり
耐暑性
土の表面が乾いたらたっぷり 弱い
植替え
 
3月〜7月 9月〜10月  

 

特徴

ペチュニアは花壇の女王と呼ばれるほどに、花束やガーデニング、コンテナや花壇など彩る人気の高い花でおなじみの草花です。

枝垂れるものや、こんもりと茂るものなど、とてもバライティ豊かな園芸品種があるので、毎年育てていても飽きが来ません。
それに、成長が早くて丈夫なので、ガーデニング初心者にもとてもおすすめです。

ペチュニアは日光が大好物ですが、屋外で育てるときには雨に当たらない場所に置くようにしてください。 強い雨に当たっていると、せっかく咲いた花びらが裂けてしまったり、花色がはげ落ちてしまうことがあるので雨には注意です。
鉢植えで育てる場合は、湿度の多い場所は厳禁!涼しい場所で管理するようにしてください。 夏の高温多湿の時期は、ペチュニアの元気がなくならないように、刈り込んで風通しをよくしてあげるようにしてあげてください。
土の表面が乾いた時にはたっぷりと水を与えてください。ただ、水を与えすぎてしまうと逆に根腐れを起こす原因となってしまうので、あげすぎには気をつけてください。
気温が35度を超えると元気が無くなるので、半日陰に移動してあげてください。

逆にペチュニアは寒さに弱く、品種によっては関東で越冬しますが、冬越しはほとんど出来ないです。

【ペチュニアの語源】
ブラジル先住民のPetun(たばこ)が語源になっている。
たばこの花に似ていることからこの語源になったと言われています。

 

ペチュニアの花言葉

あなたと一緒なら心が和らぐ・心の安らぎ

 

肥料

鉢植え、庭植えともに元肥として緩効性肥料を忘れずに!
多肥を好むので、ペチュニアの花が咲いている期間中は、一週間に一度のペースで液肥を与えるようにしましょう。
ペチュニアは時期になると咲き続けるので、肥料が切れた途端に花が止まってしまいます。
肥料は窒素・カリ・リンのバランスが良いものを使うようにしてください。

※窒素に偏ったりしていると、花が咲いてくれません。

 

病害虫

【灰色かび病】
花びらに小さな斑点が発生し、症状がさらに進行すると灰色のカビに覆われます。
※3~12月の雨の多い時期に発生しやすい
〜予防〜
・日当たりや風通しを良くする
・特定防除資材の「酢」が原料の製品を散布してみる
〜対処〜
発生初期は、症状が出た部分を排除して、少し様子を見てください。症状が広がる場合はできるだけ早く薬剤を使用してください。

【アブラムシ】【オンシツコナジラミ】
〜予防〜
・特定防除資材の「酢」が原料の製品を散布するのがオススメ。
〜駆除〜
数が少ない場合は、セロハンテープなどで取っていくのがオススメ。
多く発生している場合は、薬剤を使用ください。

 

用土

ペチュニアは花用の培養土で問題なく育ちます。もしハンギングバスケットにペチュニアを植える際は、ハンギングバスケット用の軽い土などもあります。
生育がよくない場合は赤玉土を2~3割加えたり、酸度無調整のピートモスを2~3割加えたりして、酸度を弱酸性にしてください。

 

ふやし方

ペチュニアの増やし方は
・種まき
・さし芽
があります。

【種まき】
・適期は3月〜5月、9月
最近のペチュニアは種ができない品種もありますが、種ができる種類は種で増やすこともできます。
(※9月にまく場合は、室内や温室などで冬越しさせ、春に植えつけてください。)

【さし芽】
適期は3月〜7月、9月〜10月
冬越し用の小苗をつくる場合は、9月から10月にさしてください。
種まき用土などのやわらかい土に挿します。半日陰で管理をし、土を乾かさないように注意をし、冬場は室内で管理すれば越冬することができます。