ダリア

ダリアは、インパクト大のとっても華やかなお花です!

難易度
形態
★★★☆☆ 多年草
原産国
花期
メキシコ、グアテマラ 6月中旬~11月
草丈
耐寒性
20~200cm 弱い
管理
日当たり
[夏]日向 [冬]日向 日当たりと水はけのよいところ
水やり
耐暑性
極端に乾く場合以外はほとんど必要ありません 強い
植替え
 
4月~6月  

 

特徴

開花期が長く、特に花色が鮮明で花数の多くなる秋には、花壇の主役となる花です。ダリアは大輪種の豪華さ、小輪種の愛らしさ、様々な花色や形などその選択肢の多さが魅力の一つです。おもしろいものに黒に近い濃紫色の花を咲かせるものなどがあります。やや暑さに弱いのがネックで、初夏に一番花が咲いたあと、夏は花が咲きやんだり花色が鈍ることがあります。日本では春に球根を植え付けて夏から秋に花を楽しむのが一般的です。春にタネをまくとその年の夏から秋に開花します。花後は茎葉が枯れて地中に球根が残ります。

ダリアは、オランダ船によってもたらされたと言われています。日本に入ってきた頃は、ごく一部の地域で栽培されていました。明治の中頃に、盛んに栽培されるようになり、明治の末にはダリア品評会も開催されていたそうです。

 

ダリアの花言葉

優雅・気品・栄華・気まぐれ・裏切り

 

肥料

元肥のほかに5月と9月ごろに肥料をあげてください。鉢植えの場合は、真夏を除いて月1回の置き肥をあげるか、定期的に月3回ぐらい液体肥料をあげてください。

 

病害虫

【ウイルス病】
花色に異常が生じるウイルス病は回復しません。
〜予防〜
ほかの株に伝染しないよう処分してください。

【うどんこ病】【灰色かび病】
生育中は葉の表面に白い粉をふいたようなカビが生えるうどんこ病、花がらや枯れ葉などにカビが生える灰色かび病に注意してください。
〜予防〜
早期に防除しましょう。

【アブラムシ】【ハダニ】【メイガ類】
生育初期から夏にかけて発生するします。
〜予防〜
日ごろから観察し、早期発見、早期駆除が大切です。

 

用土

水はけのよいものを使ってください。一般の草花用培養土も利用できますが、水はけをよくするために、鉢底に大粒の軽石や鹿沼土などを入れておいてください。

 

ふやし方

分球・さし芽・タネまき・つぎ木でふやせます。
分球する際は、必ず成長点のある茎の部分をつけることが大切です。
球根だけでは芽が出ません。