トルコ桔梗

バリエーション豊かな咲き方をする、芸達者でゴージャスなお花

難易度
形態
★★★☆☆ 一年草
原産国
花期
北アメリカ南西部から南部 3月~6月
草丈
耐寒性
20〜120㎝ 弱い
管理
日当たり
[夏]半日陰 [冬]半日陰 日当たりと水はけの良いところ
水やり
耐暑性
たっぷり やや弱い
植替え
 
3月~5月  

 

特徴

トルコ桔梗は、青い縁取りのある白い花弁がさわやかだったり、バラのようにボリュームたっぷりの花をつけるものまで沢山の花色や咲き方のバリエーションが豊富です。
切り花で大人気の花です。

1930年代に日本に伝わり、1980年代にピンクの花が誕生したことをきっかけに品種改良が進み、今では300以上もの園芸品種が存在すると言われています。
トルコ桔梗は北アメリカの乾燥した地域が原産なので、乾燥気味かつ湿気が少ない場所で育てましょう。
また、日当たりも十分なところで育てましょう。
ただし、梅雨の間はあまり雨に当たらないところに移動させてください。

トルコ桔梗は、今では八重咲が70%を占めています。
花弁はフリルのようなゴージャスな印象でウェディングなどに用いられる事が多いため、白やピンクなどが多く栽培されています。

 

トルコ桔梗の花言葉

優美・すがすがしい美しさ

 

肥料

【鉢植え】
・9月から10月に液体肥料
・11月から6月に緩効性化成肥料

【地植え】
・4月から6月に緩効性化成肥料

 

病害虫

【灰色かび病】
低温多湿時、雨が続くと灰色かび病が発生しやすくなります。
〜予防〜
風通しをよくし、花がらや枯れ葉をこまめに取り除きましょう。

【アブラムシ】
11月から7月、特に新芽や蕾にアブラムシが発生しやすいので、注意。
〜予防〜
発生してしまったら、早くこすり取って、防除しましょう。

 

水はけと水もちがよく、ややアルカリ性の土が良いです。
・赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2 を配合
・その用土1リットル当たり2gの苦土石灰を混ぜておく
・さらに適量緩効性化成肥料を混ぜ合わせる

 

ふやし方

トルコ桔梗の増やし方は2つあります。
・種まき
・さし芽

【種まき】


・適期は9月から10月。
・開花後の花から種を取りましょう。
・ピートモス主体のタネまき用土にまきます。
・タネをまいたら、ミストやシャワーで優しく水をかけ、その後は底面給水で育苗します。
育苗期間中は、乾かさないように管理しましょう。

【さし芽】


・開花が終わった株からでてくる腋芽がある程度伸びたら、挿し穂として切りましょう。
・切った芽を1時間~2時間ほど水に漬けておく
・清潔な土に植え付けます。
植え付けた後は半日陰で管理し、水やりも優しくしてあげましょう。