マリーゴールド
太陽のような明るい花、マリーゴールド
難易度 |
形態 |
★★☆☆☆ | 一年草 |
原産国 |
花期 |
メキシコ、中央アメリカ(一部アフリカ) | 4月~12月 |
草丈 |
耐寒性 |
20~100cm | 弱い(一部半耐寒性) |
管理 |
日当たり |
[夏]半日陰 [冬]半日陰 | 日当たりと水はけのよいところ |
水やり |
耐暑性 |
用土が乾き始めたら、たっぷり | 強い |
植替え |
|
4月〜6月 |
特徴
マリーゴールドは太陽のような明るい色の花を咲かせ、とても人気なお花です。少し手入れをするだけでたくさんの花がつくので初心者でも簡単に育てることができ、ガーデニング初心者の方にも大変人気です。
葉と花が隙間なくボリューミーに生えるので、花壇やプランター、ハンギングなどで、ひときわ輝く存在感があり、まさに太陽のようです。
マリーゴールドは日当たりと水はけがいいところが好きです。
日当たりが悪いと弱っていまい、花つきが悪くなるので注意が必要です。
花壇などの地植えの場合は、まんべんなく日光が行きわたるように配置してください。
室内の場合は、日当たりのよい窓際に置くようにしてください。
育成の適温は15〜25度。夏には強いので真夏の暑さも耐えることができますが、熱を持ちすぎてしまうと一旦花が咲き止まってしまいます。
鉢植えやプランターの場合は、風通しの良い半日陰に移動させてあげたりして、熱がたまらないようにしてあげてください。
寒さにも強く-5℃ぐらいまでなら冬越しできます。
【マリーゴールドの香り】
マリーゴールドには少しクセのある柑橘系のフレッシュな香りがあります。
この香りによってネマトーダやネグサレセン虫などを寄せ付けない害虫予防効果も期待できます。
マリーゴールドの花言葉
悲しみ・変らぬ愛・健康
肥料
【地植え】
堆肥や腐葉土をすき込み、元肥として発酵油かすもしくは化成肥料規定をほどこす調整をしたのであれば、肥料は必要ありません。
ただ、チッ素分が多いと葉が茂るばかりで花つきが悪くなるので注意です。
【鉢植えやプランター】
花期中の4〜11月ごろは週1回程度、リン酸分の多い液肥を与えるようにしてください。
酷暑の8月などで花が咲き止まる時期に限っては一旦肥料を与えるのを止めて、秋の涼しい時期になったところでまた再びあげるようにしましょう。
病害虫
【立ち枯れ病】
立ち枯れ病とは葉っぱが弱って黄色く枯れていく病気。
〜予防〜
しっかり養分を調整した土に植えてあげることが予防に繋がります。
オーソサイド水和剤などの殺菌剤を土に散布しておくとさらによい。
【灰色かび病】
花や枯れ葉にカビが生えてしまう病気、長雨や多湿にするとなってしまう。
〜予防〜
花がら摘みや間引きなどはこまめに行いましょう。
発症初期であれば感染部を切り取るか、殺菌剤で治しましょう。
【ヨトウムシ】【アブラムシ】【ハダニ】
5〜9月ごろは特にハダニがつきやすいので、注意が必要です。
〜予防〜
葉の裏側にも霧吹きなどで水をかけてあげて予防してください。
用土
マリーゴールドは水はけのよい有機質の土を好みます。
【地植えの場合】
堆肥や腐葉土をすき込み、元肥として発酵油かすもしくは化成肥料規定をほどこして耕しておくことを忘れずに。
【鉢やプランターの場合】は
市販の花草用培養土でも問題ありません。
市販の花草用培養土を使用しない場合は
軽石を底に敷き、赤玉土7:腐葉土3の土に少量の化成肥料を混ぜ、1週間ほど寝かせたものを使うようにしましょう。
ふやし方
マリーゴールドの増やし方は、2つあります。
・「種まき」
・「挿し木(挿し芽)」
どちらも簡単にできます。
【種まき】
・まずは種とり
咲ききって枯れた花の中にある長細い形状の種を取り出します。
種まきの3月ごろまで涼しい日陰で管理しましょう。
・種まき
タネの発芽適温は20~25℃位で発芽まで約1週間。
発芽して本葉が2枚開いたら、ポットなどに仮植えし、大きくしてから花壇に植えましょう。
品種によっては、こぼれダネで毎年自然に育って咲くものもあります。
【挿し木】
まず花のついていない茎を約7cm切り取り、根元付近の葉を取り除く。
切り口を約3時間水につけてから育苗ポットに植え、水をあげて日陰で管理。
2週間ほどで根付くので、日当たりの良い場所に移してください
本葉が3〜4枚できたら、そのタイミングで鉢や庭に植えつけしましょう。
※このとき重要なのは土を乾かさないこと!